ヒアルロン酸は膝にいい?!

ヒアルロン酸は膝に良いなんて言われていますが、実際に変形性膝関節症などにはヒアルロン酸が効果的なのでしょうか?ここでは、ヒアルロン酸の膝への効果について迫ってみました。

 

ヒアルロン酸サプリの効果は?

変形性関節症は、根本的治療法がなく、対症療法が治療として用いられています。ヒアルロン酸は軟骨基質成分の補充として、関節に効くと考えられているわけなんですね。ところが実際のところ、関節に効くといわれているグルコサミンやコンドロイチン硫酸は、ほとんど疼痛抑制効果がないという臨床結果が得られたのです。そう、ヒアルロン酸サプリが膝の関節に効く、というのは、実はエビデンスのないもの、民間療法のようなものなのですね。

 

ヒアルロン酸注射の効果は?

関節の内部を満たしている関節液の主成分である、ヒアルロン酸。中高年に見られる変形性膝関節症は、膝で炎症が起こり、そのせいで関節液量が増えてしまうので、ヒアルロン酸濃度が減少してしまうのですね。関節液が増えれば、痛くなさそうと思われるかもしれませんが、関節をスムーズに動かすためのヒアルロン酸特有の粘りや弾力性が減ってしまうのですね。そこで、ヒアルロン注射を注射することで、粘りや弾力が改善、結果として膝の痛みが軽減するといわれています。

 

とはいえ、ヒアルロン酸注射は、1回で効果が出るわけではなく、1週間おきに5回注射+必要に応じて追加というのが一般的でしたが、現在では1週間おきに3回注射するだけで比較的長期間ヒアルロン酸効果を実感できるタイプの注射もでています。ひざに水が溜まりやすい方、痛みのあるかた、動かしにくい方にお勧めだそう。外来通院で、ひざに注射するだけなのでお手軽なのもポイント。水が溜まっている場合は、まずは水を抜いてからの施術となります。ヒアルロン注射は、注射した後15分くらい病院で様子を見たほうがよいとのことですよ。また、注射した部分は清潔に保ち、注射した後はしばらく安静にしたほうがよいとのことですよ。最低2日くらいは安静にしたほうがよいようです。注射後に気分が悪くなったり、患部が腫れてくるようなことがあれば、かかりつけの医者に相談してみましょう。