変形性膝関節症

膝関節症について、ここでは原因、症状、治療法、予防法などについて触れています。

 

原因は?

変形性膝関節症の原因は、関節にある軟骨が年を取ることで劣化すること、それに肥満や遺伝もかかわっているといわれています。骨折や靭帯裂傷、半月板のケガなどの後遺症でも発症することがあるとも。一次性のものと二次性のものがあり、一時性が要因で発症する場合は、年齢のほか、女性の方のほうがリスクが高いこと、筋肉の衰え、太りすぎ、膝への負担の大きいスポーツの習慣が原因となるといわれています。二次性の要因は、ケガ、膝周辺の骨折による関節軟骨の損傷や靭帯のケガ、半月板のケガ、膝蓋骨の脱臼や膝関節のねんざ、慢性関節リウマチから引き起こされます。

 

症状は?

膝に水が溜まり、膝の痛みが見られます。年齢が上がるほど羅漢率は上がり、男女で比較してみると、女性のほうが発症率が高いといわれています。変形性膝関節症の初期の症状は、立ち上がったり座ったりするときなど、膝を動かす時に痛みが発生するものの、安静にすると痛みは取れる、というものです。また、朝に違和感を感じる方が多いようです。
そのうち膝関節の症状が進行すると、座ったり立ったりや、階段の上り下りが難しくなっていき、最終的には歩くのが難しく、痛みの面でも、なんと安静にしていても取れなくなるという怖い病気に進行していきます。行動が制限されるせいで、認知症を発症してしまうことも考えられる関連病気の一つです。

 

診断はどうやってつくの?

問診、触診、診察、レントゲン、MRIなどを使って、診断します。触診で、「あれ?」となるとレントゲン、さらに詳しく、となった場合にMRIと進んでいきます。膝に違和感を感じたら、早めに整形外科などを受診すると良いでしょう。

 

変形性膝関節症の予防の仕方は?

ふとももの筋肉を鍛え、正座を避けること、を鍛える、肥満気味であればダイエットをする、膝を温める、今では家庭のトイレも和式は少ないかもしれませんが、洋式トイレを使うといった膝を酷使するのを避ける生活を心がけましょう。

 

治療方法

変形性膝関節症の治療方法としては、初期で症状が軽い場合は痛み止めの内服薬や外用薬、膝関節内にヒアルロン酸の注射などで対処します。そのほかにリハビリとして、大腿四頭筋強化訓練、関節可動域改善訓練などを行ったり、膝を温める物理療法なども行います。
それでも状態が改善しない場合は、手術をすることとなります。手術では、関節鏡という内視鏡を使用して行う手術を行う音となります(軽度の場合)。手術は、骨を切って変形した部分を矯正するという、人工膝関節置換術となります。

 

膝関節症は、毎日の生活をちょっと工夫するだけでも予防ができる病気です。重くなる前に、ちょっと膝の調子が悪いな、と思ったら積極的に整形外科を受診し、対策を売っていくことが大切と言えそうです。和室で正座をする生活の方は、できれば座椅子などに変更するのがお勧めです。